第13回 川本町神楽共演大会
今日は川本町神楽共演大会でした。
私は島根に来て、初めて神楽に出会いました。
むかしむかしは、神職の方が舞うものだったようです。時代とともに変化し、今ではその土地に住む人たちに代々受け継がれている伝統芸能。
商店さんや役場の方、子どもなどいろいろな方が神楽をされています。
ストーリーも日本書紀や古事記をもとにしたもの、スサノオノミコトが出てくるお話、丸山城がつくられるお話、平将門の娘さんが父の死の無念をはらすために夜叉になるお話などさまざま。
ちょっと、その模様を下手な絵ではございますがご紹介!
演奏は大太鼓、小太鼓、手打鉦、笛
歌を歌われる方もいたり
戦いの場面や勝ったあとの喜びの場面など場面ごとに拍子や音色も変わってきます。
鬼が出てくることも多く
結構、顔が怖いんです(絵では伝わらないけども)。
鬼のお面も怒りに合わせてなのか、どんどん大きくなる演出もあったり。
目が光ったり、大蛇の口から火がでたり。
髪が逆立ったり、振り回したり。
高速で回転したり。
そして、その鬼を倒す正義の味方が出てきます。一人の鬼にたいして、四人でやっつけに来たりします。ちょっと鬼がかわいそうに見えてくることも(^^;)
とにかく舞台の上で全力で神楽を舞われている姿や演奏されている姿に引き込まれていきます。次から次へと展開が変わっていき、思わず前のめり。
小さな子どもたちが神楽を真剣に見ている姿や鬼を応援して声をかけているおじちゃんおばちゃんの姿も印象的。
神楽を愛してやまない女子のことをカグラージョというそうで、朝早くから並ぶ姿には脱帽。
そんな風にいろいろな方に愛されている神楽を、今年の秋はたくさん見に行きたいです♪